●西日本春闘討論集会
争議報告・講演と
熱気あふれる討議
15春闘一連の活動として、今回は四国担当でした。毎回徳島で開催していましたが、今回は、愛媛県松山市のにぎたつ会館で開催されました。
大きな理由は友誼組合である全港湾四国地本ユニオン分会の組合員がフロントをやっているからです。四年前支配人にパワハラで組合に加盟し、交渉の結果、素晴らしい解決で現在は、フロントの中心として活躍中です。何と言っても聖徳太子も入浴したという道後温泉が歩いて五分も魅力です。
五六人参加者、長崎、福岡、四国四県、広島、大阪、京都、そして東京からの参加者。小粒でしたが、中身は濃く一日目は、全港湾四国地本の長尾委員長が全体司会、中岡事務局長の全労協春闘方針提案、特別報告として「大阪市長『橋下』との闘い」井澤絵梨子さん(大阪教育合同労働組合)、「日航の整理解雇の闘い」西岡ひとみさん(JAL争議団)、「労働契約法二十条裁判の闘い」家門和宏さん(郵政ユニオン)、「三島川之江港の指定港化の闘い」長尾伸夫さん(全港湾四国地本委員長)がなされました。争議報告として「全港湾丸久分会解雇撤回闘争」「全港湾四国地本再雇用拒否事件」「NTTにおける不当評価との闘い」が報告されました。懇親会では愛媛の食材を楽しみながらの交流でした。
二日目は、記念講演として「交代勤務の疲労と睡眠」という演題で講師に佐々木司先生(労働科学研究所研究部長兼慢性疲労研究センター長)にお願いしました。睡眠と疲労を科学的に労働者の立場で、わかりやすく、面白くお話しいただきました。各県の方々から講演依頼が殺到していました。各地方の報告の発言の後、「集会のまとめ」「団結ガンバロウ」で有意義に集会は終わりました。
(北野静雄 徳島全労協議長)