●広げよう脱原発の闘い
●川内原発再稼働反対行動
鹿児島県庁前に
全国から一〇〇〇人
再稼働のための審査を急がさせている安倍政権は、三月に川内原発の審査を最優先する決定を行い、国会での追及をかわした安倍首相は、規制委委員の首のすげ替えを図りつつ原発再稼働の蛮行を推し進めようとしている。
こうした中で鹿児島県議会が六月十三日に開会した。伊藤祐一郎知事はこれまでの発言の中で、「要援護者の避難計画は十キロ圏内までとする」などと公言し、「三十キロ圏内の避難計画を作らないと再稼働できないというなら、原発は全て動かせない」との発言もなされ、麻生一族と結託した九電の代弁者の姿を示していた。
十三日、県庁前で開催された集会には、鹿児島県民をはじめ、一度事故が起きれば被害は国内全土に及び、決して知事の意向で再稼働が決定できる問題ではないとした要請文を携えた人びとが全国から集まり、七〇〇人を越えた。福島の現状を訴える発言がなされ、九電鹿児島支社への要請行動へ向かうデモ隊列は一〇〇〇人に膨れ上がっていた。
(F)