南スーダンに自衛隊を送るな / 全労協新聞 ２０１６年１２月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
南スーダンに自衛隊を送るな
十月三十日、青森市内で「自衛隊員を南スーダンに送るな！いのちを守れ！」をスローガンに集会がもたれた。東北や首都圏をはじめ各地から一二五〇人が参加した。
新たな任務を「付与」された初のＰＫＯ派兵が迫り、行軍演習を思わせる自衛隊の市内パレードも実施され、青森は緊迫感につつまれてきた。青森市長選（十一月二十七日投開票）が注目されるなかでの集会でもあった。「戦争法廃止を求める青森県民ネットワーク」から青森県九条の会共同代表でもある神田健策さん、「戦争させない・九条壊すな！総がかり行動実行委員会」共同代表の高田健さんが主催者発言、連帯・結束を訴えた。
戦争法反対運動と参議院選挙での共闘をベースに「安保関連法案に反対するママの会＠青森」などから発言。政党からは民進党、共産党の国会議員、社民党県連代表が挨拶した。北海道から駆けつけた「平和子」さん（仮名）が自衛隊員の母として発言、隊員を「将棋の駒」のように扱う安倍政権を批判した。参加者は「ラッセラー」のかけ声で寒風を吹き飛ばし、市内を行進した。
政府は十一月十五日「駆け付け警護」を閣議決定、十九日には青森駐屯地で壮行会を開催、稲田防衛大臣が訓示、二十日に先遣隊が青森空港を発った。新任務反対、戦争法廃止の声を！（東北全労協）
