全労協/ 日米合同軍事演習反対 / 新聞 2019年3月号

全労協日米合同軍事演習反対 / 新聞 2019年3月号



日米合同軍事演習反対
実弾演習反対!オスプレイ飛ばすな


二月四日からのオスプレイ機も使用した日米合同軍事演習に反対して、集会とデモが滋賀県高島市今津町・住吉公園で開かれた。二五〇人が近畿一円から参加し、雨中の屋外集会とデモ行進を行った。主催したのは、「フォーラム平和関西ブロック」と「2019あいば野に平和を!近畿ネットワーク」の二団体。

連帯挨拶のオール沖縄会議の山本隆司事務局長は「オスプレイアメリカ国内では訓練できない。オスプレイだけではない。オスプレイリトマス試験紙だ。日本はすべて脱法状態だ。日本は主権が回復してない。すべからく『沖縄の問題』ではなく、日本の問題だ」と。フォーラム平和・人権・環境の藤本泰成共同代表は、横須賀のヘリ空母・いずもは「中国を敵視している」と。京丹後の「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」の永井友昭事務局長のメッセージが代読された。続いて滋賀県民平和・人権運動センター・内海善夫事務局長(滋賀県教組委員長)は「『教え子を再び戦場に送らない』のスローガンがまた現実的なものとなってしまった」と、連帯ユニオン関西地区生コン支部の坂田冬樹副委員長は「関生への弾圧は憲法を守る闘いへの弾圧だ。労働運動は憲法二八条で保障され、刑事・民事免責となっていることに挑戦してきている。仲間を未だに不当勾留している。5・1に天皇が即位とは労働運動への対決だ」と決意表明。

オスプレイ使用六年ぶり二度目の日米合同軍事演習となり、「オスプレイは二度と飛ばすな!」「辺野古の海に土砂を入れるな!」「憲法九条改悪阻止!」とスローガンを唱和し、市内デモ行進に参加者は繰り出した。

(2019あいば野に平和を!近畿ネットワーク稲村守)