全労協/ あいば野に平和を! / 新聞 2018年12月号

全労協あいば野に平和を!   / 新聞 2018年12月号



全労協新聞
より


あいば野に平和を! 
実弾演習中止を! 

あいば野に平和を!近畿ネット(代表・野坂昭生)は、陸上自衛隊饗庭野演習場での民間車両破損事故の原因究明と実弾演習中止を申し入れた。



「十一月十四日、滋賀県高島市陸上自衛隊饗庭野演習場に隣接する国道三〇三号付近で停車されていた民間車両(高島市朽木漁業協同組合・川村長太郎組合長所有)を、陸上自衛隊第三七普通科連隊(大阪府和泉市)の陸上自衛隊饗庭野演習場における射撃訓練で使用した実弾が直撃したと報ぜられている。

日米合同軍事演習を貴職が強行実施した三年前の直前にも同様の、陸上自衛隊宇治大久保の部隊が同演習場で実弾演習を行って、同市内の民家の屋根と天井を貫通する重大事故を発生させた。

二〇一五年七月の事故と全く同様の、日米合同軍事演習前の陸上自衛隊の実弾演習による事故発生である。安倍政権は日本国憲法九条に自衛隊を明記する憲法改悪を安倍晋三首相が自ら先頭に立って推進している矢先の、民間人への重大事故である。

日米合同軍事演習強行実施の都度反対運動を現地・高島市で開催してきた私どもは、申し入れる。(要約)」