6/6 老朽原発うごかすな!大集会inおおさか / 全労協新聞 2021年7月号

6/6 老朽原発うごかすな!大集会inおおさか 全労協新聞 2021年7月号

 


#全労協

 


老朽原発うごかすな!大集会inおおさか

緊急事態宣言の中 
一三〇〇人がデモ


 六月六日、大阪靭公園において「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が開催された。緊急事態宣言が続く中、結集はいかに、と心配されたが、集会には一三〇〇人(主催者発表)がつめかけた。危険極まりない四十年超えの老朽原発を、恥知らずに
稼働させようとする政府・関電・自治体の暴挙を、なんとしてでも止めたいという熱気あふれた集会となった。

 オール福井反原発連絡会の中嶌哲演さんの主催者挨拶は、これを許せば全国の原発の六十年運転に道を開く、「住民の安全・安心を保全」する地方自治体の基本を踏みにじらせてはいけない、と強く訴えた。

原発自治体議員・市民連盟関西ブロックの山下け
いきさんは避難計画の虚構・問題点を暴露。名古屋と東海から老朽原発廃炉訴訟の報告。老朽原発の地元(舞鶴市滋賀県高島市)から発言、原発事故避難者から原発事故の深刻な被害が訴えられた。

これら当事者の訴えに応え、首都圈・福島・関西各地から反原発運動を担う八団体がアピール、労働組合からもフォーラム平和・人権・環境全労連近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークが力強く原発廃炉に向け闘うことを表明。集会決議を確認後、強い日差しの中、難波までデモ行進をおこない、市民に老朽原発の危険を訴えた。

 

(大阪全労協議長但馬けいこ)