12・20 韓国サンケン地域デモ / 全労協新聞 2021年1月号

12・20 韓国サンケン地域デモ / 全労協新聞 2021年1月号

 


 

12・20 韓国サンケン地域デモ
サンケン電気は解散を撤回しろ

 

 十二月二十日、新座市三軒屋公園において韓国サンケン労組を支援する会が主催する「サンケン電気は韓国サンケン解散を撤回しろ!12・20集会と地域デモ」が行われ二五〇人の労働者と市民が参加した。
 サンケン電気が韓国サンケン解散・全員解雇を通告した二〇二一年一月二十日まで1カ月と迫る中、緊張した雰囲気で支援の仲間たちがコロナ感染対策を行う受付を通り続々と公園に結集してきた。

 ジョニー・Hさんによるプレコンサー卜が行われ、中原共同代表の司会で開会した集会は主催者を代表して共同代表の渡邉全労協議長が韓国の労働者の仲間の解雇を許さないと挨拶を行い、地域から韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会の白田さん、労組を代表して全続一労組の佐々木書記長、市民団体から日韓
ネットの土松さんが各々力強く国際連帯を訴えた。

 集会は韓国とインターネットで繋ぎ、韓国サンケン労組を代表して副支会長のキム・ウニョンさんがサンケン電気の暴挙を許さず最後まで闘う決意表明を行った。キム・ウニョンさんの声は一緒に集会参加しているかのように公園に響き参加者の胸を打った。

 カンパが集められるなか所沢労音による獅子舞いが披露されシュプレヒコールと団結ガンバローで集会を締めた。

 二梯団のデモか志木駅前を通り、地域にサンケン電気の暴挙と韓国サンケン労組への支援・共感を訴えなからサンケン電気本社前で抗議の拳を突き上げた。一月二十日に解雇が強行された場合は、翌日二十一日十二時から池袋のサンケン電気東京事務所前で緊急抗議行動が予定されている。
(東京全労協 中原純子)