韓国サンケン労組を支援する会結成 / 全労協新聞 2020年10月号

韓国サンケン労組を支援する会結成 / 全労協新聞 2020年10月号

 


 

 

韓国サンケン労組を支援する会結成


解散攻撃に負けない
日韓連帯で闘おう

 

 九月三日、文京区民センターで「韓国サンケン労組を支援する会」(支援する会)の結成集会が全国一般東京南部中島由美子委員長の司会で開催された。

 支援する会共同代表として主催者挨拶を行った全労協渡邉洋議長は、昨年十一月に訪韓し全国労働者大会に参加した感想に触れて、現在の日韓関係は徴用工問題をめぐり悪化している、日韓労働者の連帯闘争は重要と指摘した。また、日本の植民地支配により根強く残る差別問題が存在すること、防災の日に行われた朝鮮人追悼式に追悼文を拒否し続ける小池都知事を批判、韓国サンケン労組の仲間の首切りを許さない闘いに勝利しようと呼びかけた。

 韓国からは、全国金属労組チョンジュキョ副委員長がピテオメッセージを寄せ、皆さんの連帯を得て韓国でも勝利するため奮闘すると訴えた。

 経過報告の後、韓国サンケン労組の約三十年に及ぶ闘争のDVDが上映され、支援する会の事務局体制や活動報告、当面の行動提起に続き、「韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会」「元フジピ争議団」「韓国良心囚を支援する会」「東京全労協北部プロック(小泉尚之議長)」が連帯挨拶を行った。

 最後に、オンラインで韓国サンケン労組の仲間たちが会場スクリーンに次々に登場し「サンケン電気日本本社による韓国サンケンヘの解散攻撃はコロナ危機を利用した闘う労働組合つぶしだ」と糾弾、「私たちは最後まで闘い抜いて職場に戻る」と決意を表明した。集会は東京全労協渡辺学事務局次長の団結ガンバローで締めくくられた。

 支援する会への加入と、毎週木曜日にサンケン電気本社と志木駅前、池袋の東京営業所に向けた宣伝行勣に参加しよう。

(支援する会共同代表・東京全労協 中原純子}