新聞輸送分会 コロナ禍でも配送 / 全労協新聞 2021年5月号
#全労協
各地で21春闘を闘う
全国一般全労働者組合新聞輸送分会
コロナ禍でも配送 安心して働ける職場に
四月十六日、21春闘全労働者組合統一行動を東伸社、少年写真新聞社、新聞輸送の社前で行い、一〇〇人の仲間が結集した。新聞輸送社前における集会は、今春闘を職場を超えて地域や職場とユナイテッド争議団、すぺての争議団と共に闘い抜く決意を固めることができた。
新聞輸送は、昨今の新聞購読者の減少やウェブ化による購読者の減少にも関わらず、宅配制度を守る重要な屋台骨として私たちは担ってきた。
この流れの中で、新聞と無関係だと輸送部門が新聞社と切り離されるような合理化を阻止し、会社売却をストップさせる等の取り組みを行ってきた。この重要性は今後とも増している。
新聞輸送分会では、コロナ禍においても新聞を配送する特殊業務を止める訳にはいかないと経営との是々非々での協議を行ってきた。コロナ感染予防のために、感染し発熱などがある場合、一〇〇％の休業手当の支給やＰＣＲ検査の定期的な実施を実現した。
また、病気で闘病中の仲間の雇用延長を勝ちとるなどした。
職場の安易な合理化に反対し、長く安心して働ける職場と地域の闘う仲間と連帯したい。とりわけ五年目に突入したユナイテッド闘争団二人の現職復帰と東伸社の組合排除を許さない争議と共に取り組んでいく。
（新聞輪送分会庄子正起）
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