全労協/ 全国一般東京労組東急分会 残業問題で勝利解決 / 新聞 2018年8月号

全労協全国一般東京労組東急分会 残業問題で勝利解決 / 新聞 2018年8月号


●全国一般東京労組東急分会 
残業問題で勝利解決

七月二十日、渋谷東武ホテルにて東京労組東急分会の争議勝利解決報告集会が盛大に開催された。齋藤分会長の報告と大森副委員長の発声で乾杯を行い、全労協金澤議長はじめ来賓からご祝辞や激励を頂き争議解決を祝った。 

東急バスの運転手を組織して二〇〇〇年十月に分会を結成した直後から、会社は組合員に一切「残業を付けない・やらせない」組合差別の不当労働行為を強行した。東急分会は二〇〇一年、〇五年、〇八年に、連続して都労委に不当労働行為の救済を申立て、東急バスは三事件とも最高裁まで争い、全て東急分会が勝利した。国土交通省東急電鉄本社前集会、東急バス本社前集会と渋谷駅前のデモ行進等の現場闘争を支援の仲間たちと闘い、第三事件の最高裁勝利決定は一八年四月二十五日で、実に十七年に及ぶ闘いの勝利であった。齋藤分会長が「長い期間、組合員の皆さんもよく頑張り、耐えてくれたことに対し誇りに思います。」と話した言葉が強く心に残った、職場の闘いはこれからも続く。

(全国一般東京労組副委員長中原純子)