全国一般全国協各県代表者会議 / 全労協新聞 2021年3月号
全国一般全国協各県代表者会議
賃上げ!均等待遇!
最賃1500円を!
一月三十~三十一日の両日、第二六回各県代表者会議を開催した。全国一般全国協は21春闘の最重要ポイントとして、
①中小零細企業の最賃近傍で働く全ての非正規・正規労働者の大幅賃金アップを勝ちとる。
②非正規労働者の均等侍遇実現をめざし、「同一労働同一賃金」を勝ち取っていく。
③法定最賃の大幅引き上げと全国一律最賃制度を求める、
という三つの柱を確認した。
法定最賃をアップさせる運動が、非正規労働者の賃金アップに直結し一体となっていることを十分に踏まえ、最賃闘争を強化する中で全国一般全国協21春闘の枠組み作っていくことを訴え、全国一般全国協の21春闘方針を確定した。
会場の東京都港区立「リーブラ」に二十人が集まり、全国の仲間をZoomによるオンラインで結んだ。オンライン参加者は七十人近く参加し、全体の参加者はこれまで一番多く二五単組、八十人以上が参加した。
初日は、労働法・ヨーロッパ労働運動に詳しい田端博那東大名誉教授が「労働組合への期侍-人権・民主主義・平等」と題し講演された。あわせてユニオン北九州本村委員長が「ユニオン北九州の格闘」と題し、労組結成二五年の闘いの総括のエッセンスを講演され、いずれも多くの学ぶべき教訓・課題を提起された。
二日目は十七人が発言し、コロナ危機に打ち勝つ全国一般全国協21春闘方針および菅自公政権に突きつける緊急スローガンを共に確認し、各県代表者会議を成功裏に終えた。
(全国一般全国協議会書記長 渡辺啓二)
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