全労協/ 経団連に大幅賃上要求 / 新聞 2020年3月号

全労協経団連に大幅賃上要求 / 新聞 2020年3月号


 

20けんり春闘行動

経団連に大幅賃上要求

 

「八時間働けば生活できる社会を!」をスローガンに、「誰でもどこでも時給一五〇〇円、月額二五万円」「貧困・格差・差別を許さない」を訴える経団連前行動は、東京全労協渡辺学事務局次長の司会で始まった。20けんり春闘共同代表の渡邉洋全労協議長は、「今朝、郵政労働者が全国で立ち上がった。ともに連帯して闘う。20春闘を生きるための賃金を求めて闘いを進める」と力強く挨拶を行った。

 

決意表明では、郵政産業労働者ユニオン日巻委員長が、全国七カ所で一五四人の非正規労働者が労契法二〇条裁判の追加訴訟に立ち上がったことを報告し、「同一労働同一賃金」「均等待遇」の実現を求めて非正規労働者の待遇改善に向けて闘う決意を明らかにした。大阪ユニオンネット垣沼代表は、労働組合に対する警察弾圧が続いている「関西生コン支部を支え闘いを続けよう」と連帯を呼びかけた。全国一般全国協渡辺書記長、神奈川春闘共闘風呂橋さん、中小ネット鳥井事務局長が、労働時間短縮、正規労働者との均等待遇、外国人労働・技能実習生制度などの労働者の闘いで解決を図ろうと決意を明らかにした。JAL不当解雇撤回原告団、FAユナイテッド闘争団が解雇撤回・原職復帰を求め闘う決意を表明し、連帯を訴えた。最後に全港湾真島委員長の団結ガンバローで経団連抗議行動を終了。(東京全労協事務局長寺嶋豊)