2・19けんり春闘経団連前行動 / 全労協新聞 2021年3月号

2・19けんり春闘経団連前行動 全労協新聞 2021年3月号 

 


 


2・19けんり春闘経団連前行動


コロナ禍での雇用継続と大幅賃上げ
森発言擁護する経団連を糾弾!

 

 21けんり春闘全国実行委員会は二月十九日、コロナ感染症を理由とした解雇・雇止めを許さす、雇用継続と大幅賃上げ、内部留保を労働者に、オリパラ森会長発言を擁護する経団運中西会長を糾弾する闘いに、一〇〇人が結集し経団連前抗議行動を開催した。

 主催者を代表して全港湾真島委員長が挨拶し、「医療関係者や清掃・水道、公共交通、物流などを支えるエッセンシャルワーカー、中小企業労働者の雇用と賃上げ、労働条件と作業環境の改善に向けて21春闘を闘い抜こう。」と力強く呼び掛けました。

 発言は、①東京清掃江森副委員長、②全統一坂本書記次長、③全造船関東地協風呂橋さん、④郵政ユニオン日巻委員長、⑤全国一般東京南部中島委員長とわきまえない女性たち、⑥解雇をはじめ争議を闘う仲間を代表してユナイテッド闘争団の千田さんからアピールがあった。

 わきまえない女性たちは、中西経団連会長の会社のイメージソンク「日立の樹」の替え歌とシュプレヒコールで、「日本社会の本音」=「女性差別」を糾弾し、働く女性を差別する会社と日本の社会を変えていこうと訴えました。

 経団連前に結集した一〇〇人は、東京全労協渡辺事務局次長のシュプレヒコールで、21春闘勝利、コロナ解雇糾弾、働き方改革ジェンダー平等の声を叩きつけました。

最後に、全労協渡邉議長は、「経団連前に集まったこの力を職場に戻って引き続き闘おう。森女性差別発言と中西会長の森擁護発言を批判し、まっとうな社会に変えていく」このことを全体で確認し、団結頑張ろうで集会を終了しました。

(東京全労協事務局長寺嶋豊)