宮城全労協 / 全労協新聞 2021年2月号

宮城全労協 全労協新聞 2021年2月号 

 


 
宮城全労協


労働相談訴え
ティッシュ配布

 

 宮城県内でもコロナ解雇・雇止めは累計一八七五人(宮城労働局調べ)を数えます。

 その中で多数を占める非正規労働者等は「貧困」に直面し、雇用の保障と最低限の生活を維持することさえ困難になっています。

 宮城全労協は「全労協全国一斉労働相談・宜伝行動」として十二月二十三日にJR仙台駅東口ハローワーク仙台前で、新しい横断幕も作成し、ティッシュ配布行動を全員マスク、手袋、ジャンパーの感染対策し実施しました。

一週間前は大雪で延期しましたが、この日は雪も消え人の行き来もどりました。コロナ影響でティッシュ受け取りを危惧していましたが「格差・貧困社会・非正規差別に喝」「生活できる賃金を、最低賃金一五〇〇円を目指そう」横断幕の効果もあったのか、以前と深わらず今後の行動の際の参考になりました。

労働者の実質賃金は下がり続けており「最低賃金額」は公的支援の際に基礎にされる事も有り死活問題でもあります。

 私たち「権利センターみやぎ」にもコロナ解雇・雇止め、賃金未払い等の多くの労働相談、生活相談寄せられ、コロナ下での難しい対応は有りますが団交、地労委・労働審判・裁判闘争と合わせながら取り組んでいます。21春闘では改めて「八時間働けば暮らせる賃金」「最低賃金一五〇〇円を目指そう」を強く掲げて闘います。