福山 関心が高い最賃引き上げの訴え / 全労協新聞 2021年4月号
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全国一般全国協福山ユニオンたんぽぽ
関心が高い最賃
引き上げの訴え
二月二十七日、21春闘広島県一斉行動が行われた。広島県労協が呼びかけたもので広島、呉、福山の三地区で最低賃金宣伝街頭行動が取り組まれた。
福山では、福山ユニオンたんぽぼ、県労協の仲間がメッセージボードを掲げ、リレートーク、労働相談を呼びかけるポケットティッシュを配布した。
池上文夫広島県労協議長は、「コロナ禍で雇止めや解雇によって生活困窮に追い込まれている労働者が増えている。こうした状況を打ち破るためにも労働組合に相談してほしい。そして、ともに闘おう」と訴えた。
街頭行動に参加した仲間からは、「広島の最低賃金は、八七一円、これでは生活できない。最低でも時給一五〇〇円は必要だ」「技能実習生も大変困っています。支援のために協力してください」など道行く人たちに訴えた。コロナ禍で福山駅前も人通りは少ないものの、関心は高く立ち止まって聞き入る人や、車から手を振る人、用意したポケットティッシュ五〇〇個はすぐになくなった、困窮する労働者はたくさん存在している。労働組合の闘いが今ほど大切で、多くの人びとから求められていることを今回の街頭行動で強く感じた。今回の県内一斉街頭行動をスタートに街頭行動を積み重ねていくつもりだ。
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