新宿駅で春闘情宣 / 全労協新聞 2020年4月号

新宿駅春闘情宣 / 全労協新聞 2020年4月号

 


20春闘勝利へ!各地で闘う

 

20けんり春闘
新宿駅春闘情宣

 

三月二十三日、20けんり春闘全国実行委員会は新宿駅西口で春闘情宣を行い、併せて「三月二十八日に取り組む新型コロナウイルス感染症拡大に伴う賃金不払いや雇止め等の緊急労働相談に気軽に電話をして」と働く仲間たちに呼びかけた。

実行委員会共同代表の全労協渡邉洋議長と全国一般全国協の平賀委員長をはじめ、組合員が交代でマイクを握った。両代表は三月十一日の春闘集中回答日に七年ぶりのベアゼロ回答を行ったトヨタや鉄鋼大手三社等を批判するとともに、経団連春闘と雇用の破壊を糾弾した。

組合員からは新型コロナウイルス感染症拡大に伴う賃金不払いや雇止めなど職場での困りごと等の何でも誰でも気軽に相談して欲しいと訴えがあった。また配布したチラシは、「正規も非正規も同じ賃金と処遇を!」と題し、郵政ユニオン・労契法二〇条集団訴訟原告団の提訴時の写真と共に「四月から正社員と非正規社員の不合理な待遇格差」が禁止される(中小企業は来年四月から)内容が詳細され、郵政ユニオン日巻委員長による経過報告も行われた。

当日は、実行委員会に参加する各労組から組合員二四人が結集してチラシ入りティッシュを配布する元気な取り組みとなった。新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大するなか20春闘の集会等は次々に中止となっている。実行委員会は20春闘を「音無しにさせない」として、緊急労働相談の取り組みと四月三日に20春闘中央行動と総決起集会・銀座デモを決定している。

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