全労協事務局就任にあたって / 全労協新聞 2020年9月号
全労協事務局就任にあたって
労働者の働きやすい職場へ
活動を一緒に考えていきたい
全労協事務局
山崎 大地
八月から全労協の事務局を担当致します。山崎大地です。よろしくお願いします。
出身は全国一般東京労組どろんこ会分会です。二〇一七年に保育・福祉関連の法人である社会福祉法人を中心とした会社から一方的な解雇を突き付けられ、現在は解雇撤回の中央労働委員会と最高裁判所で係争中です。二〇一九年末から多方面で影響が出ている新型コロナウイルスの影響で、労働委員会も裁判も期日が延期、延期となっています。また、失業給付の受給でハローワークを訪れた三月は、女性や非正規雇用の割合が多かった印象ですが、五月以降は正社員の方も多くなったと感じています。そして、確実に失業者が増えている印象を受けました。ハローワーク施設内はいわゆる「三密」状態です。
社会全体がニューノーマルという感染症の対策を前提とした構造に変化していくなか、労働者を取りまく環境が大きく変化しています。労働者の権利と働きやすい職場環境、労働組合の活動を一緒に考えていきたいと思います。特に集会や各種抗議活動は、基準が定まらず手探り状態です。全国の取り組みを参考に、ご紹介ができればと考えています。
また、来る十月三日の第三二回定期全国大会もオンラインを併用した大会となる見込みです。こちらも円滑に進むよう検討と準備を進めております。前任である岩野浩昭さんの後任として、常任幹事である中原純子さんと一緒に事務局を担当致します。慣れない部分も多くご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。
