日本労働弁護団WEB集会
日本労働弁護団主催で、初めてのWeb集会「期日を止めるな〜労働審判・労働委員会の早期再開を求める集会」が五月二十一日開催された。今回は司会と発言者のみの画像が映り、参加者の姿は見えなかったが一八〇人余が参加した。
棗労働弁護団闘争本部長が本集会の趣旨を紹介し、京都、北海道、愛知、石川、大阪、九州、東京から弁護士や組合から状況報告があった。地労委は行われていても中労委が開かれていない、各地で期日が取り消しになり次の日程が入らないなど、コロナで雇止めや賃金未払が生じ、一日も早い解決が必要な当事者の実態を裁判所や労働委員会が認識していない問題点が指摘された。また今の海外の裁判所の状況報告もあった。最後に画面上にアピール文を共有し、採択した。労働弁護団から裁判所、都労委、中労委に届けられる。
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