臨時職員雇用継続を / 全労協新聞 2020年4月号

臨時職員雇用継続を / 全労協新聞 2020年4月号

 


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大阪教育合同労組

臨時職員雇用継続を

 

三月六日、組合と大阪府・府教委は臨時職員・講師雇用継続に関する団体交渉をおこないました。既に各市教委から次年度の雇用について連絡を受けている組合員らがいる一方、まだ未確定とされる組合員らから雇用主である府・府教委の責任において雇用するよう要求しました。

 

また、今年度から採用に関する面接方法が変更されるという情報が現場に伝わり、混乱していることから府・府教委の説明を求めました。府・府教委によると非常勤講師が会計年度任用職員に位置付け変更するため、選考に面接を用いる時には「校長・准校長・教頭・事務部長・事務長のいずれか一名を含む二人以上で、面接評定表を用いて行う」とし、「面接者全員の面接点の合計が三〇点以上を合格とする」としています。また、同様にこれは臨時的任用職員にも行う予定であると回答しました。組合は、府・府教委の示す面接者の規定では管理職以外の教員でさえ、面接を行い採点することが可能となっていること、三〇点以上の合格が何を示しているのか全くわからないことなどを指摘しました。また、「複数者による面接」を「複数者の面接」、いわゆる「競争面接」と勘違いしている管理職がいる実態についても報告しました。これらの問題点について、速やかに担当課に伝えるとともに組合の指摘への回答を求め第一回団交を終了しました。

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