全労協/ 関西生コン 支援の声を / 新聞 2019年8月号

全労協関西生コン 支援の声を / 新聞 2019年8月号



静岡県共闘

関西生コン
支援の声を

 

 六月二十九日、名古屋市内で「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会」が一三〇人の参加により結成された。さまざまな市民運動、弁護士、学者が立場の違いを越えて準備し、結成趣旨は「この刑事弾圧を見過ごすことは、他の労働組合運動はもちろん、さまざまな市民運動住民運動にも波及する」という問題意識を表明している。

 

 京都府警は「正社員として雇用するよう不当に要求した疑い」があるとして、武委員長はじめ組合役員・組合員を五人も逮捕した。大阪府労働委員会で審査中の事件で、そこに暴力団対策専門の警察が殴り込みをかけ、労働委員会から事件を横取りしたものだ。

 

 著しい特徴は、保釈されたばかりの組合役員や組合員が再逮捕されていることだ。団結して活動したり、争議行為を行うことは憲法二八条で保証されている権利である。これを「強要」「恐喝未遂」として組織弾圧の対象とするもので、真の狙いは組合組織の破壊だと言わなければならない。関西生コン支援の声を上げていこう。