社長・会長、キチンと「雇用責任」を果たせ~

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(生産が止められたSG中部工場。でも、閉鎖に伴う「雇用責任」は、まだ果たされていません)

 会社が儲かるためなら牴燭鬚笋辰討發いき瓩箸い考えで行われたのがSG中部工場閉鎖。
 そこで働いていた200名近くの労働者の雇用への責任、企業が社会に負う責任の一つ、は、当初、かえりみられることもなかった。

 「生産は打ち切りで仕事はないから、もうアンタはいらない」と、パート・アルバイト・契約・派遣の労働者たちは言われたそうな。
 「埼玉か神戸に行くのが嫌なら、辞めればいい」とばかりに、正社員の労働者たちは扱われたそうな。
 人生の設計も、地域に根付いた生活も、それまでの仕事への誇りも、これからの希望も捨てろ、と言ったに等しいことを、経営は分かっているのか!

 生産は終わったが、中部工場現場での話し合いの場もなく、閉鎖(退職)条件は、キチンと折り目をつけることなく、憤りを醸成する時が重ねられている。

 SG経営と大株主プレシアは、この事実に対し、キチンと向き合え。
 ほっておけば、「雇用責任」も「憤り」も消えてなくなってしまう、とでも思っているのか。それは大間違いだ。
 小池社長は、職を失った中部工場労働者に、50や100の再就職先を探して来るのが、せめてもの償いだ。
 プレシア藤木会長は、プレシアグループの利益のための閉鎖に見合うだけの補償額を、SG経営に指導するのが、筋と言うもんだ。
 そして、真に「雇用責任」「社会責任」を果たすためには、労働者・労働組合との協議が不可欠であることを肝に銘じ、誠実にSG労組各支部との交渉に応じよ。