ライン移動、お疲れさま。闘いは続けます。

 今日で、饅頭ライン以外は停止されると聞いています。契約、パート、アルバイト、請負などの皆さんは大半が今日が最後の出社日だと思われます。

●本当に長い間、お疲れ様でした。

 4月6日に小池社長が抜き打ち的に行った一方的な閉鎖通告は、認める事はできません。
 粘り強い闘いで、会社は当初予定を少しづつ変更し初めましたが、閉鎖を跳ね返すことができず、皆さんが職を失う日が来てしまいました。
 正社員については、何とか雇用保障を実現できました。神戸工場や埼玉工場に転勤できない労働者には、通勤可能な直営店職場を準備するということになりました。
 これは多数をしめる契約、パート、アルバイトなどの方々に支持して戴いた闘争の結果、会社が折れて来たものです。
 皆さんには署名や様々な形での激励やご支援をいただきながら、中部工場閉鎖撤回を実現できず、申し訳なく残念でなりません。

●しかし、労組は交渉を続けます!

 皆さんが退職されても、労組は引き続き、
^貉?發覆匹龍眩補償の引き上げ、
■厳酲?釮泙任忘把磽毅或佑硫饉劼琉鏡獷砲茲觝峠⊃Δ亮存宗△瞭争を継続します。

 先週6月25日の団体交渉では、「再就職斡旋の窓口を開設したものの再就職の実現はおろか、一件の受け入れ先すら紹介できないのはどういうことだ」と会社を追及しました。そして、工場が閉鎖されても交渉し続けるぞと宣言し、補償額の引き上げと、最低限50人以上の再就職を会社が実現出来るまで労組は闘争を継続することを申し渡しました。

 埼玉工場で、神戸工場で、中部工場閉鎖反対の闘いが広がっています。
 これらの工場の労働者は親会社プレシアの経営状態・経営能力からいって、中部工場閉鎖は他人事ではないと感じています。闘わなければ工場閉鎖にされる可能性は十分にあると危機感を強めています。
 中部工場の労働者が退職されても、中部工場閉鎖反対の闘いは、神戸工場、埼玉工場の閉鎖反対、賃金労働条件の向上の闘いとして継続していきます。

●退職される皆さんの健康と再就職の実現を!

 退職される皆さんの多くはまだ再就職先は見つかっていないと思います。
 昨年の金融危機以降、岡崎周辺の雇用情勢は大変厳しく、皆さんの再就職には、経済的にも精神的、肉体的にも大変だと想像します。皆さんがそれに負けることなく奮闘されるよう、労組は少しでも皆さんの力になりたいと考えています。

 スイートガーデンの前身のタカラブネが倒産した時も、自立労連の知識と経験が役立ちました。
 自立労働組合連合は、一つの企業だけの組合ではなく、どこで働いていても組合員になれます。今でも各地の退職者分会が健在です。失業保険のこと、年金のこと、また再就職されてからの賃金、労働条件など、労組本部や、曽我支部長たちや、裏に記載のある中部退職者分会の桃井組合員までご連絡ください。

 皆さんが新しい職場でスイートガーデンと同様にご活躍されることを期待しています。ありがとうございました。働く場所はさまざまになっても、情報交換と助け合いのネットワークを作っていきましょう。
(2009年6月30日)