全国一般東京東部労組
ストで労働条件の不利益変更 白紙撤回
個人タクシーの協同組合で雇用される事務職員三人による全国一般東京東部労組個人タクシー協同組合葛飾第二職員支部が四月二十八日、使用者による不当処分や労働条件の不利益変更などに抗議するストライキを決行した。
協同組合の総会が開かれる会場前に組合員三人と支援者約七〇人が結集。「支部長は職員の声を聞け！」「便用者は法律を守れ！」などのシュプレヒコールをあげるとともに、総会に出席するタクシー運転手たちに協力を求める署名を集めた。
総会では、職員が反対していた労働条件の不利益変更に関する使用者側による規約変更案が圧倒的多数のタクシー運転手たちの反対で否決された。
職員三人が勇気をふりしぼってストライキに立ち上がり、その真剣な思いがもたらした成果である。
