全労協/ 福島原発過労死の責任追及する会結成 / 新聞 2019年6月号

全労協福島原発過労死の責任追及する会結成 / 新聞 2019年6月号



東北全労協

福島原発過労死の
責任追及する会結成


 五月十九日、故猪狩忠昭さんの雇用者いわきオール及びその役員、指揮命令をしていた元請宇徳、健康管理に第一義的責任を持つ東電に対する過労死責任を追及する会の結成集会が、県内外から支援者が結集し、いわき市労働福祉会館で開催された。経過と労災認定報告の後、斎藤弁護士が未払い賃金裁判及び損害賠償裁判の意義をわかりやすく述べた。霜越弁護士は通用するとは思えない被告側の主張を紹介した。次に忠昭さんが働いていた当時の装備の解説のあと、遺族からは支援御礼と共に忠昭さんの実直な人柄が語られ、最後に全国一般全国協平賀委員長の音頭で、「団結頑張ろう」を力強く三唱して閉会した。

 原告、遺族・弁護団・支援者が一丸となって闘い、裁判を勝利させよう。忠昭さんと遺族の無念を晴らすとともに福島第一原発から労災・過労死を追放しよう。追及する会に参加して支援体制を強化しよう。