東部労組 労基署行動、争議支援 / 全労協新聞 2020年4月号

東部労組 労基署行動、争議支援 / 全労協新聞 2020年4月号

 


20春闘勝利へ!各地で闘う

 

全国一般全国協東京東部労組
労基署行動、争議支援

 

三月九日、全国一般東京東部労組は春闘の一日行動を八十人で展開した。

大久保製壜支部向島労働基準監督署に対する要請のアピール行動を行った。労基署は、大久保製壜所で昨年七月に発生した大労災事故について、「会社に対する指導は継続しているが、それを受けてどう対応するかは会社の判断」「情報は今後も開示しない」などと不誠実な対応に終始している。労働者の安全を守らない労基署への仲間の怒りが燃え上がり、労基署に抗議のシュプレヒコールが響いた。

東京東部労組組合員でパキスタン人労働者のアミンさんが労災隠しにあった足立区のマンション建設現場前で抗議アピール行動を行なった。アミンさんは昨年七月に建設現場で労災事故にあったが、直接雇用されている会社から「現場以外でケガしたことにしろ」と強要され、元請のピーエス三菱も労災申請を拒否した。ピーエス三菱の現場事務所の所長に外国人労働者への差別をやめて謝罪と補償を求める申し入れを行った。個人タクシー協同組合世田谷第三職員支部ストライキ行動を職場前で実施行なった。使用者側は朝貝組合員の三月からの定年再雇用で勤務日を週五日から三日に減らし、賃金半額でしか雇わないという不当な条件を押し付けてきた。朝貝組合員は使用者側が勝手に「非番」扱いにした日も断固として出社し就労させるよう求めたが、使用者側があくまで拒絶したため、三月五日から二人は無期限の全面ストライキに突入した。行動では「生活できる再雇用をしろ!」と全員でシュプレヒコールを上げた。

 

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