全労協/ 3・17京都春闘集会 / 新聞 2019年4月号

全労協3・17京都春闘集会 / 新聞 2019年4月号


19春闘勝利へ全国で行動!


●ユニオンネットワーク・京都 
3・17京都春闘集会

三月十七日、京都市内で19春闘勝利決起集会が開かれた。JAL不当解雇撤回原告団の神瀬麻里子さんが参加し、九カ月にわたる大衆行動「自粛要請」に終止符を打ち、全面解決に向けた統一要求実現のために、抗議宣伝行動を再開させていく決意を表明した。

この九カ月、支援組織に「行動自粛」を要請して、九回も「特別協議」をしてきたが、「JALはここまでひどい会社とは思っていなかった」と神瀬さん。低水準の回答をやっとしてきて、それを受けたメンバーさえ落とす、採用せずという、信じられない会社の対応のひどさに怒り心頭だ。神瀬さんからは「三月九日に羽田空港で大衆宣伝行動を行ったのを皮切りに、全国的に運動で会社を追い詰めていきたい」と決意表明。

ストライキで闘う郵政ユニオンや各労組の春闘情勢報告や米軍Xバンドレーダー基地問題、沖縄・辺野古土砂投入問題、若狭・老朽原発再稼働反対闘争など市民運動からの発言もあり、約七〇人逮捕、未だに八人も不当勾留されている連帯ユニオン関生支部などからの、抗議宣伝や公判傍聴動員要請などもなされ、ガンバロウの後、都大路を雨をついてのデモに出発した。デモ途上には稲盛財団盛和塾(稲盛教の普及組織)や「稲盛ビル」が林立し、不当解雇撤回当時の最高責任者への大衆要求行動が待たれている。 

(JAL闘争京都支援共闘事務局次長稲村守)