全労協/ 稲盛元会長の地元商店街で宣伝行動 / 新聞 2019年6月号

全労協稲盛元会長の地元商店街で宣伝行動 / 新聞 2019年6月号




JAL闘争を支える京都の会

連休中に稲盛元会長の
地元商店街で宣伝行動


 九年前の不当解雇時の最高責任者・稲盛和夫JAL元会長の地元、京都市伏見区大手筋商店街は大変な人出でした。十連休の二日目でしたが、一六五人もの国鉄闘争に次ぐ大量不当解雇撤回闘争支援に仲間が駆けつけてくれました。

 JAL闘争を支える京都の会が呼びかけ、きょうとユニ方ンや自立労連などのユニオンネットワークの皆さんも参加され、長い商店街、東入り口から宣伝開始。

 たいへん共惑を持たれた御夫婦がずっと追っかけて話を聞いていただき、「名古屋から来たけど、名古屋でもこういう運動はやってるのですか?」「娘と誰と誰に渡したいから・・」と、何枚もピラをお持ちになりました。ピラを受け取って「あ、JALか?稲盛はんか?!」と一生懸命ピラの内容を読まれる方など、市民の皆さん、観光客の皆さんの反応は絶大でした。

 去年の三月三日のこの商店街での宣伝行動は、原告のご参加をいただき、約一〇〇店舗ある伏見大手筋商店街のオーナー総当たり作戦を展開して、稲盛和夫夫人が「しょちゅう来てるで!」というパチンコ屋さんまで教えていただきました(ある文房具屋さんの店主さんから)。

 「JALは最高裁で不当労働行為か断罪されています。ぜひ稲盛さんにお知り合いの方はお声かけを!」「儲けなくして安全なしの稲盛イズムでは、また大事故が起きますよ」「経営の神様・稲盛さんの晩節を汚さないように」と訴え、五〇〇枚のチラシはきれいに完配できました。

(K)