全労協/ 神奈川県共闘 45回目の越冬闘争 / 新聞 2019年2月号

全労協神奈川県共闘 45回目の越冬闘争 / 新聞 2019年2月号



●神奈川県共闘 
45回目の越冬闘争

十二月二十八日から一月四日まで第四五次寿越冬闘争が闘われました。越冬突入集会では、と場労組、JAL争議団、神奈川労働相談センター等からの連帯あいさつ、越冬実行委員会の基調報告などこれからの一週間にわたる闘争への思いを共有した。

越冬といえば、まず思いつくのが炊き出しだ。十二月二十九日はパトロールのスープ、三十日は雑炊、三十一日は年越しそば、元旦は餅つきでつきたての餅が入った雑煮等々メニューは変わらないが、これまで四五年にわたる蓄積による濃厚な味に仕上がっている。

神奈川県共闘は神奈川労働相談センターとして毎年、越冬の労働相談を行なっている。十二件の相談は、派遣切りや解雇、建設現場の始業時間、労災、給食など多彩な内容でした。労働相談以外にも『Cafe・労働相談』を行い、街の皆さんと交流をはかりました(一月四日の生活保護集団申請は二七件でした)。

『黙って野垂れ死ぬな!生きて奴らにやり返せ!』を合言葉に約半世紀に及ぶ失業に対する闘いの意義は、今日の「格差社会」に尚鮮明です。