全労協/ 大阪全労協 跳ね除けよう!ヘイト、労働組合攻撃 / 全労協新聞 2018年7月号

全労協大阪全労協 跳ね除けよう!ヘイト、労働組合攻撃 / 全労協新聞 2018年7月号


差別・排外主義者の策動を止めよう!


●大阪全労協

跳ね除けよう!
ヘイト、労働組合攻撃


 今年に入って生コンの業界団体(大阪広域生コンクリート協同組合)と結託したネオナチ思想の排外主義グループが、連帯労組関西生コン支部に対して事実無根の金銭疑惑等を叫ぶ街宣行動を展開している。組合事務所に乱入し、組合員に暴行を加えて負傷させる事件まで起きている。

 ヘイトスピーチヘイトクライムに走るグループはここ数年、在日コリアンが数多く居住する地域や朝鮮学校に対して執拗な攻撃をかけてきたが、その多くは裁判で断罪され、あるいは大阪市ではヘイトスピーチ禁止条例の成立などによって、逼塞しつつあった。そこを組合対策の奇策を検討していた企業グループと同調することで、新たな生き残り策を見い出しているのではないかとも思われる。

 沖縄の反基地運動に対してヘイト集団が卑劣な行動を展開しているが、さらに森友・加計学園問題で安倍政権が揺らぎ、朝鮮半島情勢の平和の兆しで、彼らなりに焦っているのだろうか。許されることではない。