2018/05/01/ 日比谷メーデー




「そうだ労働組合がある!」〜日比谷メーデー 元気なアピールつづく










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第 89 回日比谷メーデーへの呼びかけ

                     第 89 回日比谷メーデー代表呼びかけ人
                     鎌田 博一(国 労 東 京 委 員 長)
                     平賀雄次郎(中小民間労組懇談会代表)
                     金澤 壽 (全 労 協 議 長)
                     江田 孝 (東 京 全 労 協 議 長)
                     中岡 基明(18 けんり春闘事務局長)

働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!
★9条改憲反対! 戦争法廃止 安倍政権の退陣を!
★なくせ貧困・格差 8時間働けば暮らせる社会を!
★福島を忘れない! 原発の再稼働糾弾! 辺野古新基地建設阻止!



18 春闘を闘う、すべての働く仲間のみなさん!

安倍首相が森友・加計疑惑から労働者・民衆の目を逸らすために「国難突破解散」と銘打った総選挙は、自民・公明与党の「圧勝」と、改憲野党を含め国会で改憲派が8割となった今、改憲に向けた動きが加速しています。安倍政権が「働き方改革国会」と位置付け「働き方改革推進法案」の成立をめざす今国会は、「裁量労働政の拡大」の根拠となるデータ捏造問題や、森友学園への国有地貸与と払い下げに関する財務省の「決裁文書」改ざん問題など、国会の中で労働者・民衆を欺く審議が行われ議会制民主主義の根幹が、安倍一強・独裁政権の中で壊されようとしています。安倍政権は、「アベノミクス」の失敗を覆い隠すように、「1億総活躍社会」「働き方改革」「生産性革命」「人づくり革命」とスローガンを変え、5年連続で官製春闘を演出し、「ベア3%」と法人税の引き下げ、労働法制の改悪などをみるように、その内実は労働者の犠牲の上に企業活動を自由にしていく、経営側からの論理で成長戦略の推進を図ろうとするものです。また、今国会で議論されているこの「働き方改革推進法案」は労働基準法、労働契約法、パート労働法、雇用対策法など八つの法律を一つにまとめて関連法として審議し、一括採決するものです。高度プロフェッショナル制度、過労死を容認する上限時間規制、裁量労働制の対象職種を営業職、労働契約法 20 条の削除など、正に「働かせ改革」であり、メーデーの起源でもあり闘いによって勝ち取られてきた8時間労働制の破壊、労働法制全面改悪を強行しようとしています。

こうした安倍政権の暴走を止める春闘の只中で今年のメーデーは開催されます。私たちは、春闘を「総労働と総資本の闘いの場」として再生し、賃上げはもとより、労働者の権利破壊、企業の不法・脱法行為、貧困・格差の拡大と対決し、非正規労働者の均等待遇・権利拡大を目指して、ストライキを武器にした大衆闘争で闘っていきます。

私たちは、このような中で、自己責任、自助努力を強制する企業利益優先の社会に反対し、民族排外主義と差別を煽る勢力の拡大と動きに反対し、国際連帯で闘っていきます。また、未組織労働者・非正規労働者外国人労働者の低賃金と労働条件の改善、労働者の生活と権利を守る闘いを行っていきます。同時に、総がかり行動に結集する多くの人々と連帯し、今こそ、震災復興、脱原発集団的自衛権行使阻止、辺野古新基地建設反対、戦争法廃止、共謀罪廃止、憲法改悪反対、平和と民主主義擁護を掲げ、全ての労働者市民、そして戦争に反対する全世界の人々と手をつなぎ、共に闘っていきましょう。そして、すべての闘いに労働者・民衆が連帯し、闘いの中で勝利を勝ち取り、安倍政権を打倒しましょう。

私たちは、メーデーを『闘いの広場』として位置付け、今日の状況、昨年までの経過を踏まえる中で、統一メーデーの実現を求める立場を改めて確認し、メーデーの歴史と伝統を掲げ、すべての働く仲間に対し、5月1日に開催する第89 回日比谷メーデーへの参加を呼びかけます。

2018年3月29日