中央学院大学20条裁判を支える会 / 全労協新聞 2018年2月号

中央学院大学20条裁判を支える会 / 全労協新聞 2018年2月号



中央学院大学20条裁判を支える会
我孫子駅前で宣伝

12月16日、我孫子駅北口で、20条裁判を支える会が、駅頭宣伝を行った。中央学院大学非常勤講師の小林さんが中央学院大学を労働契約法20条違反で損害賠償の裁判を訴えてからまる1年が経った。

裁判所は「小林さんを専任講師にしたらどうか」と持ち掛け、審問に入らず4回も弁論準備を行ってきたにもかかわらず、大学側はこれを受け入れることなく、「裁判の継続」を主張、不遜な態度に終始してきた。

これに対し、弁護団と支援する会は、裁判所の判断を支持する立場で、大衆行動を控えて大学側の対応を注視してきた。大学側の「専任教員化」を拒否し、「裁判で決着を」の対応に怒り、原則に帰って、裁判・大衆行動・当該組合の団交の三位一体で闘いの強化を図ることとした。

オープンキャンパス行動・前学長宅への要請。現理事長と学長への要請・当該組合による団交等展開。

今回の行動はその上に立って、市民と学生へのアピール行動で駅頭での1時間に渡る宣伝、チラシ配布行動ではチラシの受け取りも良く、多くの市民が足を止めて聞き入ると同時に、小林さん自身に話しかけ「年収200万円!大学は儲かっているハズなのにひどい!支持します!」と言う主婦もいて、反応はすこぶる良かった。駅と大学周辺へのチラシ3000枚のポスティングを行った。今後は、SNSやマスコミ対策などを加えて、大衆行動を強化し、大学側を追い詰めて、何としても勝利解決を勝ち取りたい。

(支える会事務局)