2018/01/29/ 第60回 ひょうご労働法律セミナー

2018/01/29/ 第60回 ひょうご労働法律セミナー


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第60回 ひょうご労働法律セミナー

更新ストレスさようなら
~有期労働契約 無期転換ホットライン~
相談スタッフ養成講座


当日の講師
<解説> 上原康夫 先生 (弁護士・当センター代表)

ひょうご労働法律センターの大黒柱。本四海峡バスやオークラ神戸フローリスト、権田工業など兵庫の争議の多くを引き受けてもらっている弁護士です。労働者の立場にたって法律問題を分かりやすく解説していただける先生です。


日時/ 2018年1月29日(月)18時30分~
場所/ 神戸市勤労会館
参加費/500円



2013年の「労働契約法」改正で盛り込まれた「無期転換ルール」に伴い、今年4月から無期転換申込が本格化します。「無期転換ルール」は、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者が使用者に無期労働契約への転換を申し込むことで、次回の労働契約から無期労働契約に転換されるというものです。

有期労働契約で働く人たちは、更新時期が近づくたび、「契約が更新されず、働けなくなったらどうしよう」といった不安にさらされてきました。「無期転換」ルールを活用することで、そうした更新への不安やストレスから解放されます。

しかし、報道では有期雇用労働者の多くがこの制度のことを知らないと言われています。そうなると、せっかく無期転換申込権が発生しても、権利を放棄してしまうことになります。また、法律の趣旨に反して、企業が一方的に更新の上限を設け、無期転換を阻止しようとするかもしれません。

そこで、当センターは、2月3日(土)と4日(日)の両日で、「更新ストレスさようなら ~有期労働契約無期転換ホットライン~」に取り組みます。このホットラインを通して、無期転換ルールを有効に活用し、少しでも有期雇用契約で働く人たちの力になりたいと考えています。

今回は、そのホットラインの相談スタッフ養成を兼ねたセミナーとなります。不安定雇用に歯止めをかけるため、ホットラインの事前学習として皆さんの積極的な参加をお願いします。


ひょうご労働法律セミナー