ブログより
１２月１６日、ヤサカ本社抗議行動が、ヤサカ交通労組（きょうとユニオン加盟労組）、ユニオンネットワーク京都の仲間など約６０名が参加しておこなわれました。
８時前から結集した仲間たちは、「会社によるひき逃げ事件でっち上げ事件の謝罪」と、「ヤサカグループのタクシー会社統合にともなうヤサカ交通切り捨てに対する抗議」を内容とするビラを配布しながら、抗議行動を展開しました。その中でヤサカ交通労組の仲間は一年間の、「ひき逃げ事件でっち上げ」に対する闘いの成果を踏まえ、実質的な解雇を意味するヤサカ交通切り捨てに対して、粘り強く闘う、と決意表明しました。支援に駆け付けた仲間たちは、長期化する闘いを踏まえ可能な限り支援体制を強化しながら共に闘う決意を表明しました。
ヤサカ本社は、以前からタクシー事業の効率化のためにグループ内タクシー会社の統合をもくろんでいました。労組も強く労働条件がグループ内では比較的高い、ヤサカ交通の労働条件切り下げは不可欠であり、それがヤサカ交通労組攻撃の根源です。この１年で労働者代表選挙で勝利し、ヤサカ労組攻撃の中心人物だったヤサカ本社の役員を退任に追い込むなど、ヤサカ交通労組は大きく前進しています。いよいよヤサカ交通内部で闘うだけではなく、ヤサカグループ内タクシー各社の労働者と連帯し、統合による労働条件切り下げを許さないために、ヤサカ本社との本格的な闘いが必要となります。１６日の本社抗議行動はその大きな第一歩となりました。
