中央総行動
経団連に抗議行動
四月六日、16けんり春闘実行委員会の主催で「16けんり春闘中央総行動」は、経団連や厚生労働省への抗議行動を取り組んだ。経団連抗議行動は、東京全労協寺嶋事務局長の司会で開催された。実行委員会共同代表の金澤壽全労協議長は、「官製春闘」では労働者の賃上げ・労働条件の改善は勝ち取れない。闘う春闘の中から労働者の生活と権利を向上させる運動を進めよう、と訴えた。
参加労組からの発言は、岸本東部全労協議長が東部けんり総行動(金町駅前から富士産業・富士美術印刷・五洋建設・日本ナショナルインスツルメンツ)の抗議行動を報告。全統一労組から外国人技能実習制度の悪用を許さない闘い、3・23ストライキを全国二三職場で闘い抜いた郵政ユニオン、全造船関東地協、N関労、不当解雇撤回を闘うJAL争議団、全労協女性委員会、でたらめなロックアウト解雇と闘うネットワークユニオン、子会社の偽装倒産スラップ訴訟と闘う東京労組フジビグループ分会。国労高崎牧田副委員長は闘争で受けた支援は運動で返していくと力強く訴えた。経団連へのシュプレヒコール、共同代表田宮高紀中小民間労組懇談会代表の団結ガンバロウで行動を終えた。厚労省へ移動し労働法制改悪に反対する集会、その後郵政本社・首都高速本社前で、非正規社員の正社員化・労働条件の改善を求める行動を行ってきた。