最高裁 棄却を許さない フジビに抗議デモ / 全労協新聞 2017年10月号

最高裁 棄却を許さない フジビに抗議デモ / 全労協新聞 2017年10月号



全国一般東京労組
最高裁 棄却を許さない
フジビに抗議デモ

フジ製版の破産・全員解雇から5周年を迎えた9月14日、富士美術印刷(フジビ)会長宅近隣の田端台公園での恒例となった決起集会を開催。それに続くフジビに向けたデモを行い、250人を超えるご参加をいただきました。誠に有り難うございました。

さらに韓国からサンケン労組の仲間が二人、この集会・デモに参加するために、緊急来日をしてくれました。海を越えた連帯に、驚きと共に労働者の闘う力を強く感じました。

最高裁は、8月22日、フジビ・スラップ訴訟違憲判決破棄を求めた上告に対し、棄却・不受理の不当決定を出しました。これまで当たり前に行われてきた日常的な行動・表現に、ある日突然規制が加えられ、過去に遡って違憲の判断が下されたのです。

世界で最も企業が活動しやすい社会を目指すという安倍政権の政策に引きずられ、最高裁解釈改憲を行ったようなものです。

このようなことが、民主国家・法治国家として許されるはずがありません。三権分立はすでに形骸化し、法の番人はもはや、権力の番犬に成り下がったのです。

10月には、再び1カ月連続の社前座り込みを行います。

9・14の勢いそのまま、労働者の団結と闘いの力を示し、フジビと司法による不当な攻撃を跳ね返していきましょう。

ご支援宜しくお願いいたします。

全労協全国一般東京労働組合フジビグループ分会)