沖縄の闘いに学ぶ / 全労協新聞 2017年10月号
大阪教育合同労組
沖縄の闘いに学ぶ
1987年にも、「世代を結ぶ平和の像」を右翼団体員が破壊する事件が起きています。政権をあげての沖縄弾圧が、このような事件の発生を後押しをしているように思えてなりません。
今年のEWAセミナーは、「沖縄の闘いの現場をぜひ見てほしい」との思いから企画され、9人が参加しました。
沖縄学校事務労働組合OBの大村一浩と通訳案内士の沖本裕司さんにガイドをお願いしました。
普天間飛行場が一望できる嘉数高台、画家・丸木位里、丸木俊の「沖縄戦の図」が展示されている佐喜眞美術館、オスプレイのヘリパッド建設が強行された高江、平和祈念資料館や平和の礎、糸満市にある轟の壕を訪れました。うるま市米軍属暴行殺人事件の遺体遺棄現場にも訪れ、献花を行いました。
翌日の琉球新報には、「子どもたちに物事を伝えてく大人こそ、現場を見て感じ、伝えていく責任を感じている」という大椿執行委員長のコメントも掲載されました。
(大阪教育合同執行委員長 増田俊道)