10・19 雇用共同アクション国会前座り込み/ 全労協新聞 2016年11月号

10・19 雇用共同アクション国会前座り込み/ 全労協新聞 2016年11月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より

10・19連続行動
雇用共同アクション国会前座り込み



 十月十九日、雇用共同アクションは午後三時から六時にかけて「労働基準法改悪案廃案!解雇の金銭解決制度反対!労政審破壊反対!」をスローガンに衆議院第二議員会館前で座り込み行動を行った。この座り込みには全労協の仲間や全労連、MICなどが参加し、全体で一〇〇人を超す取り組みが成功した。

 九月二十六日から始まった臨時国会には継続審議となっていた、過労死を促進し八時間労働制を破壊する労働基準法改悪案が上程されており、政府が言う「長時間労働の規制」とは全く矛盾する(本音は残業代ゼロにある)この法案を完全に廃案に追い込むために取り組むことになった。

同時に毎月十九日には戦争法の強行可決を糾弾し廃止を求める「総がかり行動」と連携して闘うことを呼びかけていくことでもあった。

 午後三時から始まった座り込み集会は主催者を代表して全労協の金澤議長と全労連の岩橋局長から挨拶を受け、共産党の小池議員や総がかり行動実行委員会の高田共同代表から運帯挨拶を受け、参加労組から次々に決意表明を受け、午後六時三十分からの総がかり全体行動に合流した。

 この夜の総がかり行動の集会には六〇〇〇人か参加し、衆議院第二議員会館から国会図書館前まで人で溢れた。『貧困格差問題』についても取り組みを開始した総掛かり行動には雇用アクションとしてMICの岩崎事務局長が連帯挨拶をし、戦争法廃止と労働者の貧困阻止を共通の課題として闘っていくことを確認した。