全労協/ 郵政全争議の解決を!共同キャンペーン / 全労協新聞 2015年7月号

全労協/ 郵政全争議の解決を!共同キャンペーン / 全労協新聞 2015年7月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm



●郵政全争議の解決を!共同キャンペーン
争議、戦争責任問題など解決求め
株式上場前に郵政本社座り込み



今秋にも予定されている日本郵政と金融子会社二社(かんぽ生命、ゆうちょ銀行)の株式上場を前に、郵政争議解決を目的に十四の労働組合と争議支援団体を賛同団体として、「郵政全争議の解決を!共同キャンペーン」行動が取り組まれました。

東京虎ノ門の郵政本社前で、六月十七日に一〇〇人超、十八日に七〇人超の結集で行動を貫徹しました。十七日は金澤全労協議長、根本全労連副議長、そしていくつかの郵政争議の弁護を担当する東京法律の平井弁護士が連帯のあいさつを行いました。十一時に代表団が本社申し入れに向かいました。「全争議を解決せよ」の申し入れと、過労自死事件関連の申し入れを行いました。本社側は「係争中だから」と書面の受取りは拒みましたが、読み上げると顔色を変え必死に筆記していました。

天候の急変で豪雨に見舞われたため座りこみは撤収しましたが、十三時から過労自死事件について遺族と代表団で国会議員面談、十五時からは東京証券取引所で「株式上場にあたっての提言」の記者会見を行いました。報道十三社が参加、一時間にもおよぶ会見で強い関心が示されました。

十八日は「東京総行動」のスタート集会後に座りこみ集会を再開しました。支援団体からあいさつ、各争議当該からの決意表明が行われ、十一時より「朝鮮人強制動員時の郵便貯金清算問題」で国会議員面談を行った代表団を代表して鈴木中執が報告しました。

本社前での座り込みをベースに二日間の行動で日本郵政に争議解決を迫り、株式上場問題、過労自死問題、戦争責任問題などの郵政の抱える重要な課題での積極的な行動を繰り広げることができました。

(郵政産業ユニオン)