最低賃金16-35 京都府最低賃金は、24円の大幅アップで時間額831円に

最低賃金16-35 京都府最低賃金は、24円の大幅アップで時間額831円に





今回の答申に伴い強い影響を受けるのは、京都府内の地域経済を支え、雇用の維持に努めている中小企業・小規模事業者である。このような京都府内の中小企業・小規模事業者への総合的かつ抜本的な支援なくしては、京都府内の地域経済の維持・発展はあり得ない。また、今後の賃上げを行っていくためには、政府において、中小企業・小規模事業者の生産性向上をはじめとする総合的な支援策を講じること等による経営環境の整備が必要不可欠である。 

そのために、さまざまな支援策が考えられるが、まず、業務改善助成金を全国で活用出来、さらに、賃上げを実施した企業であまねく活用できる制度とされるよう改善することを要望する。加えて、直接的で、効果的な、そして中小企業・小規模事業者が利用しやすい助成金制度の新設とともに、省庁の垣根を越え、政府一体となって、中小企業・小規模事業者の生産性向上に向けた抜本的な対策を至急講じることを強く求める。 



▼記事

京都府最低賃金、24円上げ 審議会答申 現行制度で最高額

http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2016/08/201608082202340808-saiteichingin.jpg
最低賃金引き上げへの答申書を受け取る井内局長(右)=京都市中京区・京都労働局


24円上げ831円 京都審議会が労働局に答申 /京都

毎日新聞2016年8月9日



社説