JR東日本子会社の派遣切りは許さない / 全労協新聞 2016年7月号

JR東日本子会社の派遣切りは許さない / 全労協新聞 2016年7月号



全労協新聞
より


東京北区地域ユニオン

JR東日本子会社の
派遣切りは許さない


JR東日本の完全子会社であるJR東日本パーソナルサービス(人材派遣等・以下JEPSと略称)は、登録型派遣社員である稲畑組合員(女性)を、三月三十一日付で不当な派遣切りを強行しました。

東京北区地域ユニオンは、稲畑さんがユニオンに加入して以降、この派遣切りを阻止するために、JEPSとの団体交渉で派遣切りを撤回することを強く求めました。JEPSは当初は派遣切りの理由を「能力不足」だからと主張していましたが、途中から理由を変えて、稲畑組合員の体調不良での遅刻と欠勤(年休付与までの勤務月数が足りないため)の連絡が遅いことを取り上げて、勤務態度不良=契約更新をしない、とのこじつけ的な理由による派遣切りを強行してきました。

これに対して、四月一日以降、JEPS社前での抗議の宣伝行動を取り組み、東京都労働委員会へ不当労働行為救済申し立てを行いました。

今後も抗議の宣伝行動や都労委での闘い等を積み重ねながら、不当な派遣切りを撤回させるために闘います。