日比谷メーデー 安倍政権の暴走を止める! / 全労協新聞 2016年6月号

日比谷メーデー 安倍政権の暴走を止める! / 全労協新聞 2016年6月号



全労協新聞
より


第87回メーデー

日比谷メーデー

安倍政権の
暴走を止める!

第八七回日比谷メーデーは、五月一日に日比谷野外音楽堂に七五〇〇人の参加で成功裡に開催されました。

オープニングは昨年に引き続き沖縄辺野古での闘いで歌われている「座り込めここへ」を、日比谷メーデー音楽隊のリードで参加者全員が立ち上がり合唱となりました。

開会宣言を田宮高紀(中小民間労組懇談会代表)が行い、式典議長に、中里保夫さん(東京清掃労組)と瀬沼京子さん(全国一般東京東部労組)を選出しました。冒頭、議長団より東日本大震災、熊本大分地震で亡くなられた方々への黙とうが行われ式典が始まりました。

主催者挨拶は鎌田博一(国労東京委員長)が行い、連帯挨拶は武藤弘道さん(都労連委員長)、井上久さん(中央メーデー実行委員会)から挨拶を受けました。

来賓挨拶は山本隆東京都労働産業局長と福島みずほ参議院議員から受けました。また、メッセージが韓国民主労働組合総連盟と大阪中之島から送られました。

アトラクションは「Grupo Arrostao」のカポエラとサンバの音楽ライブで会場を盛り上げてきました。決意表明は、非正規労働者から大場康智さん(荒川区図書館非常勤職員労働組合)、外国人労働者から池原ジョセフィンさん(全統一労組外国人労働者会)、争議関係から吉良紀子さん(東京労組全労コンチネンタル分会)、反戦平和運動から菱山南帆子(平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会)、から訴えがありました。

日比谷メーデーでは、中小労組、非正規労働者、未組織労働者、外国人労働者等による怒りとすべての労働者労働条件全般の改善、八時間労働制の破壊、「首切り自由」を許さない、雇用破壊に繋がる労働法制の改悪と、集団的自衛権行使を突破口に戦争国家体制に突き進む憲法改悪、沖縄県民の民意を無視した辺野古新基地建設の強行など、安倍政権の暴走を止める闘いとなりました。