全労協/ 日比谷メーデー / 新聞 2019年6月号


全国でメーデー開催

日比谷

 第九〇回日比谷メーデー天皇代替わり騒動を吹き飛ばし、五月一日に六〇〇〇人の労働者が日比谷野音に結集して開催された。

 参加者全員による「インターナショナル」の合唱で始まり、開会宣言を平賀雄次郎さん(中小民間労組懇談会代表)が行い、議長団に瀧秀樹(石油労組連)さんと姉歯英(練馬区職労)さんを選出して進行した。始めに国労東京地本委員長の鎌田博一さんが主催者を代表して挨拶を行い、連帯挨拶は西川晋司さん(都労連委員長)と野村幸裕さん(第九〇回中央メーデー実行委員会)、藤田裕司さん(東京都産業労働局長)、福島みずほさん(参議院議員)から頂いた。また、韓国民主労総と中之島メーデーからメッセージが寄せられ、京都地域メーデー実行委員会のメッセージを望月梨衣さん(都高教)か読み上げた後、岡大介さんがカンカラ三線と歌声を響かせた。

 決意表明は非正規雇用・森田信子さん(全国一般東京労組メトロセルビス分会)、外国人労働者・オリヴィエ・フィリップさん(全国一般南部)、反戦平和・菱山南帆子さん(5・3憲法集会実行委)、争議組合・坂田冬樹さん(全日建関西生コン支部)が力強く行い、集会アピールを赤間正徳さん(日本電気計器検定所労組)が提案して採択した。式典の最後に渡邉洋全労協議長による団結かんばろうが行なわれ、土橋・鍛冶橋に向けてデモ行進を行った。