アベ政権は
もう嫌だ！
五月十一日、「雇用と暮らしの底上げアクションアベ政権はもう嫌だ！～次に来る矢は解雇自由と定額働かせ放題～」が日比谷野音で開催された。日本労働弁護団らのよびかけで、全労協、連合、全労連、ＭＩＣ、全国港湾など労働団体の違いを越えて一八〇〇人の労働者、市民、弁護士が集まった。
集会の冒頭、労働弁護団の棗一郎会長が「安倍首相が選挙を前にいいことばかり言っているが油断してはならない」と情勢報告をした。民進党、共産党、社民党の国会議員が発言をし、野党共闘で労働法制の改悪と安倍政権の暴走を止めていくことを強くアピールした。
昨年、労働者派遣法改悪を強行した安倍政権は「定額働かせ放題」「残業代ゼロ」へと道を開く労働基準法改悪や解雇の金銭解決制度導入をたくらんでいる。労働法制は戦後最大の危機を迎えている。労働者・労働組合のたたかいで反撃していこう。
