全国キャラバン 労働団体の枠を越え、全国で大きな運動を / 全労協新聞 2018年3月号

全国キャラバン 労働団体の枠を越え、全国で大きな運動を / 全労協新聞 2018年3月号

18春闘勝利に向けて各地で行動

すべての労働者の闘いで
大幅賃金引上げを勝ち取ろう
労働法制改悪強行を許さない



全国キャラバン
労働団体の枠を越え、全国で大きな運動を


私たちは18春闘を「8時間働ければ生活できる賃上げを!」「8時間働けば誰でも暮らせる社会を!」スローガンに闘いの準備を進めてきた。

職場から議論をしっかりと作り上げ、正規-非正規と雇用形態の違いを越えた団結を作り上げ、格差と差別を許さず均等待遇の実現のために闘うことを確認し、闘いの場として地域共闘を強固に確立して闘いを作り出すことを確認してきた。

いま、「働き方改革」=労働法制改悪策動は国会で立憲野党の厳しい追及によって追い込まれている。私たちは、院外で立憲野党と共同して大衆的な社会運動を作り出し、安倍政権を1日も早く退陣に追い込まなければならない。安倍政権を社会的に包囲し、労働法制改悪を阻止して、誰でも暮らしていける社会を実現するために、全国各地を結ぶ全国キャラバンの準備も始まっている。私たち全労協や18けんり春闘は、この全国キャラバンに純中立労組の仲間や労働団体の枠を越えた心ある労組と共に参加し、大きな運動を作り出すことに努力を始めている。

この全国キャラバン実行委員会準備会は3月7日に実行委員会を正式に発足させ、4月にはキャラバン隊を結成し、北海道、沖縄から全国の労働組合・諸組織と連携してつながり、また、国会審議で奮闘する立憲野党と国会内外を通した共同闘争を実現して、欺瞞とウソに満ちた「働き方改革」の成立を阻止していく。そして、安倍政権による沖縄辺野古への基地建設を許さない闘いに連帯して、憲法改悪、原発再稼働・海外輸出を阻止していく。1日も早い安倍政権の退陣に向けて闘いを強化していこう。