全国一般全国協議会
ゼネラルユニオン
社保逃れ、違法派遣で厚労省・文科省を追及
学校教育法・職安法・派遣法違反となる、教育委員会と語学業者の英語講師請負が絶えないが、最大手のインタラック社からの、文教族・遠藤五輪大臣への疑惑献金ともみ消し工作が発覚。ユニオンは、各省庁へ緊急要求を提出し、三月十五日の省庁交渉で、激しく迫った。行政の怠慢の中、ユニオンは独自で、八十市教委への最新調査をもやり遂げ、厚労・文科省による、偽装派遣摘発を要求した。
橋下・吉村市長の大阪市教委が、直接雇用でありながら、講師採用をインタラック社に一億円で委託する、法違反も、指弾された。
社会保険加入については、二〇一六年十月より「週労働時間二〇時間以上」の新基準が始まるが、「従業員五〇一人以上」との条件がついたため、会社を子会社に分割する社保逃れも横行している。ユニオンが国に勝訴した、悪名高い「旧社会保険庁内かん」は廃止されるものの、それを条文化し、任意加入とした新法案が三月に国会に上程され、混乱拡大が必至である。