原発のない福島を! 6000人が参加  / 全労協新聞 2016年4月号

原発のない福島を! 6000人が参加 
 / 全労協新聞 2016年4月号



全労協新聞
より


福島原発事故から5年・脱原発をめざす


原発のない福島を!
6000人が参加

東日本大震災・福島第一原発事故から六年目に入った三月十二日、郡山市開成山陸上競技場にて「2016原発ない福島を!県民大集会」が開かれ、県内外から約六〇〇〇人が参加した。

集会冒頭、東日本大震災犠牲になった方々に黙祷を行った。

実行委員長の角田政志県平和フォーラム代表から、集会の趣旨「エネルギー政策の転換」放射能による健康被害の長期にわたる保障」「東電による被害者への完全保障」が訴えられ、さようなら原発行委員会の鎌田慧さんからは原発に依存しない誇りある経済」への連帯が述べられた。

地元福島の方々からは、原発事故の責任を追及する裁判の取り組み、収束の先行きが見えないまま強行された川内原発再稼働に対する怒り、いつかふるさとに戻るために廃炉作業を見守りたい、正しい、わかりやすい放射線教育が必要等々の発言があった。

集会後「連帯キャラバン」の出発式があり、キャラバンのメンバーにエールを送り、その後デモ行進を行いすべての行動を終了した。

すべての原発廃炉にし、福島の方々の声に応えるためにも、来る三月二十六日の「原発のない未来へ!3・26全国大集会」の成功に向け全力で取り組もう!