電通労組 時給1500円求め ストライキ決行へ / 全労協新聞 2016年3月号

電通労組 時給1500円求め ストライキ決行へ / 全労協新聞 2016年3月号


生活と平和を守る
16春闘
ストライキで闘おう!


電通労組
時給1500円求め



第三九回本部委員会では、安倍政権と対決し労働者の生活と平和を守る16春闘を闘う方針として「官製春闘に反対し、大幅賃上げとディーセントワーク実現を目指す闘い」「労働法制改悪に反対する闘い」「安倍政権打倒七月参議院選の前哨戦としての闘い」が大内委員長から提案されました。

16春闘についての論議は、安倍政権のいう「同一労働・同一賃金」は、「限定正社員」など雇用形態をベースとした偽りのものであり、参議院選に向けたパフォーマンスでしかないこと、解雇法案や残業代ゼロ法案など労働法制改悪に反対する闘いを展開していくことなどが討論され、大幅賃上げ実現を目指し一律三万円、最低基準時給一五〇〇円を求めてストライキで闘うことを決定しました。

参議院選に向けては、各支部から野党統一候補に向けた各地域の取り組みが報告され、戦争法廃止を求める二〇〇〇万人署名運動を展開し、改憲勢力三分の二を阻止する取り組みを全力で展開していくことを確認しました。