電気通信産業労組 / 全労協新聞 2020年4月号

電気通信産業労組 / 全労協新聞 2020年4月号

 


20春闘勝利へ!各地で闘う

 

電気通信産業労組
ストライキを決行

 

コロナウイルス問題で社会的混乱が続くが、電通労組は三月十日、青森・宮城・福島でストライキ行動を決行し、宮城では仙台五橋ビルで宮城全労協の仲間の支援のもとストライキ集会を開催した。

小雨が降る中、「八時間働けば生活できる賃金を!」「八時間働けば暮らせる社会の実現を!」「20経労委報告で示された春闘破壊、労働組合の解体と対決として闘おう!」「トヨタ労組は、経労委報告を踏襲する形で、賃上げ要求を各組合員の人事評価に応じて差をつけるよう求める動きに反対し20春闘を闘おう!」と出社する労働者に訴えた。

NTT職場でハラスメントによるメンタル疾患や休職、退職する労働者が多発する中で、「ハラスメントのない職場・社会の実現」を掲げて対策の充実も会社に求めてきた。

支援に駆けつけた東北全労協亀谷さんは、「八時間働けば生活できる賃金を!暮らせる社会を!」社会的労働運動として通年闘争として展開する事を訴えた。さらに、宮城全労協酒井さんは、女川原発再稼働や水道の民営化を進める村井県政に対し労働組合は対決して県民の生活を守る闘いを展開しようと、宮城合同労組の星野さんは、トヨタ労組が査定を賃上げに組み込む制度を要求している事を「労働組合の死」と鋭く批判し、春闘解体や労働組合解体攻撃を許さない闘いをと訴えた。

ストライキで闘うぞ!労働者は団結して頑張ろう!と決意も新たにストライキ集会を貫徹した。