電通労組 官邸春闘打破ヘスト / 全労協新聞 2018年4月号

電通労組 官邸春闘打破ヘスト / 全労協新聞 2018年4月号

職場・地域から18春闘を闘おう!


全国で18春闘勝利へ闘う


電通労組
官邸春闘打破ヘスト


 電通労組は18春闘を「八時間働けぱ誰でもどこででも生活できる賃金の獲得」を闘いの柱として展開している。NTTに対し、労働者一律三〇、〇〇〇円の賃上げすること、貧困格差の解消に向け、最低賃金を一五〇〇円とすること、非正規労働者の社員化と均等待遇の改善を図ることなど、二三項目の春闘要求を突きつけ交渉してきた。

 しかし、会社側の回答は全くのゼロ回答でこの不誠実な対応に、18春闘の一斉回答日の三月十四日、要求実現をめざし宮城、青森、福島、いわきでストライキに突入した。

 宮城支部副委員長は、春闘交渉の経過と安倍政権が進める「官邸春闘」を打破して労働者の闘いと団結で要求の実現をめざすこと、でたらめなデーターで裁量労働制の法案を断念したことなど「働き方改革一括法案」の廃案に向けた闘いをこの18春闘で展開する決意を述べた。