全労協/ 東京全労協 安倍政権と対決へ 新体制を確認 / 全労協新聞 2016年1月号

全労協/ 東京全労協 安倍政権と対決へ 新体制を確認 / 全労協新聞 2016年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



東京全労協

安倍政権と対決へ
新体制を確認



東京全労協第二六回定期大会は、十二月五日に飯田橋SKプラザホールで開催し、活発な討論の中、一年間の総括と方針を確認してきました。大会は、六七人の代議員出席(委任状含む)を得て中原副議長の開会挨拶に始まり、議長に全水道東水労中川崇代議員、全統一労組佐々木史朗代議員を選出して議事が進行しました。

最初に纐纈議長が挨拶を行い、安倍政権が行っている弱者・福祉を切り捨て、大企業優先の金融政策、沖縄の民意を無視して進められる辺野古新基地建設、原発再稼働に対決し、争議の解決に向け闘うため、総行動の取り組み、日比谷メーデーの成功、ブロック運動の推進を勝ち取り、東京全労協の運動を前進させていくと力強く決意が表明された。

来賓挨拶は全労協金澤議長、特別支援要請としてJAL原告団鈴木副団長から受けてきました。その後、久保事務局長から第一号議案(総括・方針)、纐纈議長から第二号議案(三〇周年記念事業)、渡辺事務局次長から第三号議案(決算・予算)を一括して提起しました。

質疑討論では、全国一般東京労組NTT関連合同分会木下さんから三四年に亘る闘争の終結報告と感謝が述べられた。また、同フジビグループ分会、東京東部労組市進支部三多摩労組、東京都学校ユニオン、大田区職労、全統一労組から争議報告や決意表明、取り組み要請などの補強意見を受け、提案された議案は満場の拍手で確認されました。第四号議案(役員選出)は、役員選考委員会からの報告と提案がされ、四役として議長に大森進(東京労組)、副議長に中澤和夫(国労東京)、中原純子(東京労組)、中里保夫(東京清掃労組)、事務局長に寺嶋豊(全水道東水労)、事務局次長に渡辺学(全国一般東京南部)が承認されました。

大会議案は、「労働者保護法制の破壊をもくろむ安倍政権に職場闘争で対抗する決議」「脱原発・非核社会の実現をめざし闘う決議」「反戦平和闘争を闘い抜く決議」の三本と大会宣言が採択されました。

今大会で退任された、纐纈議長、久保事務局長、渡辺常任幹事、朝倉常任幹事、杉田会計監査の皆さん長年に亘る東京全労協へのご尽力ありがとうございました。

東京全労協は、大会で決定した方針の下に労働者・市民が報われる社会、反戦・反基地・反原発、平和と民主主義、憲法改悪へ突き進む反動安倍政権と対決するため、職場・地域から全力で闘いを取り組んでいきます。